カタナくんプロジェクト その3
コロナウィルスの影響で孤独を愛するバイク界隈といえども、3密と自粛の波が押し寄せている今日この頃。
怠惰に撮りためたテレビを見たり、昔のアニメを見返したりと自堕落な生活をしているため、少しでも生産的な活動をせねば!ということでこのブログを更新しております(笑)
※この前置きを書いたのはその2更新後の3日後くらいです。
というわけで前回の続きです。
前回のあらすじ
紆余曲折あってなんとかカタナ3型の油冷化をしてくれるショップを見つけた長谷川。
とりあえずフレームは完成してエンジンは乗っかった状態にまで進んだものの、燃料タンクが干渉!
果たしてタンクは無事載るのか?そもそもバイクは完成するのか?というかこの話自体書き切れるのか?
できれば書き切りたい気持ちでその3へ突入です。
6ヶ月前
フレーム塗装完了。
もう少し艶消しな感じがイメージでしたが、このあたりはお任せにしてしまったので仕方ない。
3型といえばゴールドのイメージですが、フレーム触りました感が出るからという理由で黒に。
5ヶ月前
店に戻ってきてこれから電装系関係にかかります。あれ程セパハンでとお願いしたのに、このときはまだバーハンになってました。
あとステップはたまたま持ってたGSX-S1000用のアグラスを使用。そのことでリアブレーキのマスターを純正で新品購入。
カタナ3型用のバックステップより、拡張性は高いはずなので痛いけど必要な出費です。
3ヶ月前
かなり飛びましたが、配線関係やホース類の取り付けが完了。
バイク屋さんのモチベが下がりまくっており、休み休みで作業が進んでおります。
この前後でハンドルがセパハンになったり、ノーマルのキャブはエアクリが干渉して取り付けられないことが発覚し、FCRのファンネル仕様にするか決断を迫られます(この時点でFCR無くても予算オーバーは確定しています)
2ヶ月前
東京から広島への転勤の事例が出たタイミング。
バイク屋と昼飯を食べ、FCR導入を再検討する。予算100万はどんなに値引きしても超えてるので、キャブの20万はかなり痛い出費。
公認車検もこの頃に取得。これは諸々全てサービスしてもらって実質無料でやってもらった。
キャブはノーマルにフィルター被せて無理やり取得。乗れないこともないけど、ここまでしてゴホゴホエンジンで走るのか?という葛藤。
そして決断。
FCRファンネル仕様です⭐️
金はね、後で考えりゃええのよの精神です(笑)大体いつも僕はこうなんです。
まあ結局GSX-S1000売っちゃったんだけども。
最後に角島へツーリングをして、めちゃくちゃ快晴の中走ってて、いいバイクだなぁと思いながらこのまま持ち続けることも不可能ではないけど、今が別れどきかもなという気持ちになりました。
最後のツーリングで350キロほど走って、整理がついたというか。楽しい思いのまま手放す気になったというか。
バイク王が55万という破格の値段で買ってくれました。マジでバイク売るならバイク王ですよ。
2万3000キロ以上走ったGSX-S1000なんて40万でも高いくらいですから。こんだけ走ったS1000は中々いないですと言われました。
ちなみにあとで地元のバイク屋が教えてくれましたが、業者オークションにて55万で落札されてました。いい人に巡り会えると良いのですが。
1ヶ月前
バイク屋が原因不明の高熱を出したりして作業が滞った20年3月初旬。
タンクを若干上に上げたことでサイドカウルがずれてしまうため、カットしてもらいました。
タンクに合わせてマスキングでライン取り。
そしてこう。
左も同じように。
ぱっと見かなり自然な感じです。
3週間前
エンジン載せ換えと最低限走れるようにしてもらうだけに2年近くかけました。そして新型カタナが買えるくらいの金をかけてやっと形になったところで、コロナによる配送遅延の可能性が出てきた時期です。
首都圏のロックダウンの噂も出てきたタイミングだったため、早急にデポは持ち込んでもらいなんとか瓶に乗せることができました。
0日前
4月22日ついに手元に届きました。
も〜〜!こんなに待ち遠しかったのは久しぶりです。
多分初めて買ったバイクの納車より待ち遠しかったです。
シンユ広島デポは広島市内から1時間以上かけて、アストラムラインとバスを乗り継ぎ辿り着く秘境の地で、これもまたそわそわさせられました。
正直予算はオーバーしてるし、配線やホース類もバンディットやカタナのものをそのまま流用してもらったのでかなり不細工ですが、これから少しづつ交換していきたいと思います。
外装の塗装は時間的な問題もあり出来なかったため、地元のバイク屋に頼むつもりです。
ただ色々マイナスな事も書いてしまいましたが、これだけははっきりと言えるのが、
このバイクは世界に1台だけの僕だけのバイクという事です。
デザイン的なオリジナリティや、何か特別なチューンもしていませんが、僕が乗りたかった理想のバイクに限りなく近いものになりつつあらバイクです。
これからさらに理想に近づけられるようにしたいと思います。
とりあえず完成し手元に届くところまで書き切れてホッとしました。乗った感想等はまたの機会に。
いつになるかわかりませんが、気長にお待ちください。