3型カタナくん、足回りパーツ変更。
長谷川です。
年末年始で散財しました。
金は天下の回り物。得た金はどんどん市場に戻していく主義です（笑）
さて、カタナくんですが足回りはバンディット 1200をそのまま流用しているのですが、実はタイヤやブレーキディスク、パッドなんかもそのまま使っていました。
バンディット1200で使用していたタイヤは、履き替えた当時、貧乏だったのでMICHELIN PILOT ROAD 2という超ロングライフツーリングタイヤでした。
なんかすごく長持ちしそうなパターン（笑）
しかも変えたのは4年近く前。
当時はスポーツ走行もしておらず、たまにツーリングに行く程度だったので、とにかくタイヤが長持ちすれば良い程度の基準で選びました。
正直タイヤ的にも年数的にも限界だったのですが、このタイヤでも夏はそこそこは走れていたのと、北海道行くつもりだったのもあって、ハイグリップにするのは早いな〜という感じで1万キロほど乗りました。
で、なんかフロントタイヤが右側だけ片減りしてるし、明らかにコーナーの接地感がなくなるタイミングがあったので、色々足回りの手直しも含めて変えようとなった次第です。
(一気にやれば工賃安く済むしね)
とりあえずタイヤは国産より海外産の方が僕の乗り方に合ってるので、GSX-Sで使用したPIRELLIのロッソコルサにしようと思ってたんですが、メーカーはDUNLOPが大好きで、Q4が海外製タイヤみたいに潰してグリップさせるタイヤだというインプレを読んだこともあり、高いけど興味あるな〜っと色々調べました。
そんで年末の割引とかを使用して、ネット通販の底値のさらに5000円引き(PayPay還元とか使って)の価格で、
DUNLOPのα14を購入しました。
なんでやねーん！って感じですけど、
僕もなんでやねんって感じです。
GSX-Sでα14を使用してかなり良かったのですが、その時の記憶が残っていたのか普通にQ4買ってるつもりで間違えてα14買ってました（笑）
意味わからんと思いますが、僕も物が届いてからなんでα14買ってるの？ってなりました。
まあ昔使って良かったタイヤなので問題はないけど、色々なタイヤ試したいのでちょっと残念です。
で、ブレーキディスクはArashiとかいうAraiっぽいフォントのロゴが書いてある謎のウェーブディスクを使用してましたが、流石に年式を隠しきれない退色と、若干波打ってきたようにも感じたので交換します。
あんまりブレーキディスクに詳しくなくて、ブレンボとサンスターくらいしか知らないんですけど、カタナマミレでサンスターの営業の方に勧められたことあり、プレミアムレーシングにすることにしました。
本当はワークスエキスパンドの溝あり5.5mmにする予定だったんですけど、
バンディット1200の適合がありませんでした（泣）
営業の人もちょっと申し訳なさそうに、適合ないですと教えてくれました・・・。
ちなみにプレミアムレーシングも溝ありと溝なしがあるんですけど、溝なしの5.5mmにしました。プレミアムレーシングの溝のデザインがあんまり好きじゃないのと、カスタムしました感出したくなかったからです。
軽さの問題もあるし(後述)
あと購入時にカラー変更したのですが、最初シルバーにするつもりが、バイク屋にシルバーはないだろと言われ、じゃあゴールドだなと流されたらめっちゃ安物っぽい見た目になってしまった。
素直にシルバーかブラックだったね・・・。
重さ的にはArashiの方が軽い。
サンスターが悪いというより、ウェーブディスクだから軽いのと、厚みが5.5mmと5.0mmっていう違いもあるから仕方ないね。
フロント
リア
5.0mmしか選べなかったけど、肉抜きの違いもあってリアは重さの違いが顕著に出てる。
驚いたのが溝ありと溝なしだと何故か溝ありの方が重量増なんですよね。
結論から言うと、穴の数が減るからそれだけでもかなり重さ変わるらしい。
カスタムカーなんかで、トランクやボンネットの裏を肉抜きする人いるけど、わずかでも積もれば差になるんやなぁと、こんなところで実感した（笑）
ちなみにタイヤ交換するにあたり、ホイールバランスとベアリング交換もしてます。
量販店で交換するとベアリングは変えても、ホイールバランスは取ってくれないこと多いので、ベアリング交換とホイールバランスは絶対にした方がいいメンテナンスの一つです。
劇的に変わる。
まあベアリング注文しとくの忘れてて、タイヤ交換中に気がついてわざわざ岡山ナップスまで走ったんだけどね。
マジでバイク不毛地帯よな、地方は。
ベアリングの各種サイズを取り揃えてくれてた岡山ナップスはすごいわ。
しかもバイクの型式から純正サイズ割り出して用意してくれてたし。メチャクチャ詳しい店員さんいる。ホンマに感謝。
広島ナップスは見習ってくださいね！
ちなみに写真だとわかりにくいけど、リアブレーキホースも激余りでダサかったのと、フロントはブラックのスウェッジラインに変えてたので変更。
旧車ライクなホースの余らせ方で、ここにきて性能ガン無視のオシャレしたけど、全く目立たないね・・・。
ブレーキパッドは安いだけが取り柄の赤パッドから、SBSのRSパッドに交換。妙なところで妙なメーカーを選んだけど、一応世界シェアNo.1のパッドメーカーらしいので、生贄になろうかと思いました。
ちなみに赤パッドはディスク痛めるのでお勧めしませんよ！同じデイトナのゴールデンパッドは使ったことないけど、評判良いのでそっち使いましょう。
フロントはマジの限界まで使い切ってて、しかも片減りしてたのでキャリパーで調整もした。
というわけで、ショップから近くのベイファーム笠岡まで試走。
ゴールドのディスクがホンマに似合ってないし、バイク屋も失敗だったなという評価なので、そのうちタッチペンで色塗ろうかな・・・（泣）
足回り変えた印象ですが、ディスクを5.5mmに厚くしたので、以前に比べてブレーキ握った時のダイレクト感が増した気がします。
まああんだけ使い切ったパッドと比べるんじゃないよって感じではあるけど。
SBSのパッドも握りゴケするくらい効くなんてレビューがあったけど、フロントはともかくリアはマジで効く。明らかに効くようになった。
赤パッド使用時の感覚でリアブレーキ踏んだら、リアがロックしました。(経験談)
まあこっちについては、ディスクも変えてホースも新しくしてフルードもオメガにしたから、圧倒的に効くようになってもらわないと困るよね。
これで足回りがかなり現代的になってきたので、ひとまずは残りの大きなカスタムはスプロケの520コンバートくらいです。
(キャリパーやフロントフォークやホイールはしばらく先。)
GSX-S1000に乗っていた経験は本当に良い経験で、カタナをカスタムする上での基準値が出来て本当に助かってる。
古いバイクだけじゃなくて新しいバイクにも乗ったほうがいいよ、と言ってくれた人に感謝。
そして今回のことで、かなり理想的な乗り味になった気がする。消耗品ばっかり変えただけだけど、せっかくの趣味なんだから、消耗品こそケチらず良いものを使用した方がいいな、と改めて実感しました。
実際まだまだやりたいことや、変えたいパーツとか沢山あるんですけど、まずは資金(冬のボーナス)が尽きたので、当面は貧乏生活をしようと思います・・・。
